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1820.
感染症数理モデル-8
投稿者:
杉本典夫
[
URL
] 投稿日:2020/04/14 (Tue) 17:40:27
日本のインフルエンザの累積感染者数は、1年間で約1,000万人/12,700万人であり、1万人あたり約787人になります。参考までに、「感染症・予防接種ナビ」サイトで見つけた、「各シーズンのインフルエンザ推定患者数週別推移(2020年第9週まで)」の流行曲線をアップしておきます。このグラフは実数で描いてあるので、このグラフの縦軸を12,700で割れば、1万人あたりの1週間分のインフルエンザ感染者数になります。
例えば2018/2019年のピーク時である第3週は、約220万人/12,700万人=約173人/1万人になり、2019/2020年の流行が終わりかかっている第9週は、約144,000人/12,700万人=約11人/1万人になります。そして日本におけるインフルエンザの死亡率は約0.1%ですから、1週間あたりの死亡者は、それぞれ約2,200人と約144人と推測されます。
また1918〜1920年に大流行した有名なスペイン風邪は、3年間で約5億人が感染し、約5,000万人が死亡しました。当時の世界人口は約20億人ですから、3年間の累積感染率は約2,500人/1万人で、死亡率は約250人/1万人です。それに対して、COVID-19の3ヶ月間の累積感染率は約150万人/77億人=約2人/1万人で、死亡率は約9万人/77億人=約0.1人/1万人と、どちらも1000分の1ほどの人数です。