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1840.
Re[1839]:回帰直線の信頼区間と予測区間
投稿者:
杉本典夫
[
URL
] 投稿日:2020/05/23 (Sat) 08:56:41
>マーシーさん
> 仕込量が0のときに、推定母集団の生成物量がとり得る区間(95%CI:0.082-0.178 99%CI:0.067-0.197)
> 仕込量が0のときに、サンプル集団の生成物量がとり得る区間(95%CI:0.041-0.220 99%CI:0.012-0.197)
信頼区間は、標本集団の値から母集団のパラメータを推定する手法です。そのため、標本集団に信頼区間はありませんよ。(^_^;)
上記の推定区間は、おそらく信頼区間と予測区間ではないかと思います。信頼区間は、標本集団の回帰直線から母集団の回帰直線を推定するものであり、信頼区間の間に母集団の回帰直線が95%の確率で入ります。
それに対して予測区間は、標本集団の回帰直線から母集団の個々のデータを推定するものであり、予測区間の間に母集団の個々のデータの95%が入ります。
> 「H0を棄却できないので、H1を採択するのを保留する」
> くらいの表現しか言えません。。。
> 有効性を言いたいはずなので、片側検定?ですよね
もう少し厳密に言うと、「H0を棄却できないので、結論を保留する」です。そして薬剤が疾患を悪化させることも考えられるので、通常は両側検定を用います。
このように、曖昧なデータから強引に結論を導くことは決して「科学的な態度」でありません。データから結論できる限界を明確にすることが、本当の「科学的な態度」です。そして科学的な結論には必ず限界があるので、常に最悪の状況を想定して行動することを「予防原則」といい、科学研究の成果を実践する時の重要な原則です。
検定について、詳しいことは次のページを見てください。(^_-)
http://www.snap-tck.com/room04/c01/stat/stat01/stat0105.html