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1867. Re[1866]:[1865]:信頼区間の解釈について 投稿者:上条あかね 投稿日:2022/10/26 (Wed) 10:14:58
引き続き有難う御座います.

>ただし信頼区間の解釈については、ネイマン・ピアソン統計学では結果の確率を使って「母平均が入っている信頼区間を得る確率が95%である」と解釈するのに対して、ベイズ統計学では原因の確率を使って「信用区間の間に母平均が95%の確率で入っている」と解釈します。

この話題では「解釈(interpretation)」という表現,また,(ネイマン・ピアソン統計学での)95% 信頼区間の「95」の説明として「 95% 信頼区間を 100 回作ると,そのうちおよそ 95 回は母平均が属するものが得られる」という説明をよく見かけます.

これを反復試行における成功回数の期待値を用いて

「標本平均値 x(ω) と固定された標準誤差から得られる母平均の 95% 信頼区間に母平均が属するような標本点 ω 全体からなる可測集合 {ω| |(標本平均)(ω)-(母平均)|≦(定数c)×(標準誤差)} の確率は,c の定め方から,0.95 なので,100 個の標本平均値と固定された標準誤差から得られる母平均の 95% 信頼区間のうち母平均が属するものの個数は B(100,0.95) に従う確率変数であり,その期待値は 100×0.95=95 である」

という信頼区間の「性質」と言ってしまうのは不味いのでしょうか?