1350. Re: 発見!! ロートル川崎@MOT  2004/01/07 (水) 13:43
>NEGI御大
その新聞記事のお写真をスキャン♪し、高画質な画像ファイルとして添付メールして頂けるとありがたいです。こちらでプリントアウトし、箪笥に入れて虫除けに・・・じゃない。ご盛況をお祈り致します。(-人-)

さて、ここで問題です(^_^;;;
多くの真っ当な神主さん方は「トイレは不浄(決して汚いといういみではなく)なので、神様に仕える清浄な衣装でトイレに行くことは出来ないから、トイレに行く時は全て脱いでから行くのだ・・・」などと聞いたことがありますが、その事実は本当なのでせふか?(~。~;;;;



1349. 発見!! NEGI  2004/01/06 (火) 20:09
へんり〜系連絡係のNEGIです。
 最近とみにご活躍の感があるへんり〜姐ですが、またまたなんかやってくれるそうであります。
 六日付けの中日新聞の夕刊の8面に載っちゃっています。

 題して「古典を身近に感じて」ってんで「ペンペンしあたー♪」ってのを旗揚げしたんだそうであります。

 掲載された写真には、三味線片手でややキモイ風のやそすけ師匠、なにやら色っぽいマコちゃん、ミドリ髪もりりしい^^;われらがへんり〜姐がそれぞれの思いで決めポーズしてます。

 この写真を切り取って財布に入れとけば、魔除けになります。(ーー;)
 じゃなくって、ご盛況をお祈りいたします。^^;


          NEGI



1348. Re: 選挙費用−2 とものり [URL]  2004/01/06 (火) 12:01
>匿名希望(^^;;さん

>>地元有志や後援会上級役員さんならもっと”なに”だったのでは?と羨ましかった
>>のを思い出します。f(^_^;;;

 町村議会議員は地元地区の代表として立候補していることが多く、議員の後援会役員は、多くの場合が地元の自治会役員や年番役員が半強制的に兼任します。

 このため後援会役員は、知人に義理で会員になってもらったり運動員になってもらったりするため、その人達の会費を自腹で負担したり、自腹で食事をおごったりするので、実は持ち出しが多くなりたいていは赤字です。(^^;)

 でも地元の人達は純朴で義理堅いので、それを役員になった者の当然の役目として引き受け、グチをこぼしながらも素直にやっています。

 僕が選挙参謀をする今回の選挙では、そういった悪しき慣習を全て禁止し、金銭や物品の授受はもちろん、食事や酒をおごったりおごられたりすることも全面的に禁止してしまったので、地元で選挙運動をしてきた人達が戸惑っているようです。(^^;)

>>…何れにせよ、選挙というものは随分お金の掛かるもの
>>なんだなぁという気がしましたよ。(苦笑)

 選挙費用の法定制限額は、町村議会議員選挙の場合は固定額として90万円、有権者数と議員定数から決まる人数割額も同じぐらいで、合計として150万〜200万円程度です。

 普通の選挙ではこれ以外に供託金、つまり一定の票数を獲得できないと選挙管理委員会に没収されてしまう担保金が必要ですが、町村議会議員選挙の場合、それは不要です。

 もちろんこの法定制限額よりも多くの費用を使っている議員もいて、この額の10倍くらい使ったと豪語する議員とも、区長の時に実際に知り合いました。(^^;)

 僕の腹積もりでは、今回の選挙費用をできれば法定制限額の半額くらいに抑えたいので、現在、役員がお金の代わりに知恵を出し合っているところです。

 実のところ、僕が頑強に理想主義的清貧選挙(^^;)を主張するので、地元で選挙運動をしてきた人達は内心困っているようです。

 でも僕が選挙参謀を引き受けた理由のひとつに、従来の悪しき慣習を改め、私利私欲で立候補して金権選挙をするような議員を減らし、真面目に努力している議員の手助けをしたいというドン・キホーテ的義憤(^^;)があるので、できるだけ妥協せずにやっていきたいと思っています。(^_-)

                            とものり



1347. Re: 選挙費用−1 とものり [URL]  2004/01/06 (火) 11:51
>匿名希望(^^;;さん

>>家内がウグイス嬢を頼まれた時、菓子折や採れたての新鮮な野菜や果物「等々」頂
>>きましたがとても嬉しかったのを思い出します。f(^。^;;;;

 うんうん、非常にありがちなことですが、完全な選挙違反ですね。(^^;)

 選挙運動員ひとりに提供してよい茶菓子は1日あたり500円以内、弁当は1食あたり1000円以内、1日あたり3000円以内で、これは選挙事務所内だけで提供できます。

 このため、お菓子や弁当を折にしたり袋に入れたりして運動員が持ち帰りますと、利益収受になって選挙違反になります。食べ残したお菓子をこっそりポケットに入れて持ち帰ってももちろん選挙違反になりますが、まあその程度は見て見ぬフリをしますね。(^^;)

 お酒は茶菓子とはならないので、たとえ選挙事務所で呑んでも選挙違反です。候補者の家で採れた野菜や果物をもらうと、当然、選挙違反ですし、候補者が支持者から陣中見舞いとして野菜や果物をもらっても選挙違反です。

 また候補者が自宅で採れた野菜や果物を弁当や茶菓子の材料として利用した場合は、材料費として適当な代価を選挙費用に計上します。

 さらに選挙運動員の最大人数が決まっていますので、選挙期間中の弁当の総数も決まっていて、町村議会選挙の場合は225個以内です。

 選挙運動員は基本的にボランティアで茶菓子と弁当以外はもらえませんが、労務者といって、ポスター貼りやハガキの宛名書きなどの単純な機械的労務をする人は、1日あたり1万円以内の報酬をもらうことができます。

 ただし、ポスター貼りをしながら、道行く人に「○○候補をよろしく!」などとつい声をかけてしまうと、運動員扱いになりますから報酬はもらえません。(^^;)

 本人は、候補者に対する義理または親切心から良かれと思ってやっているつもりなので、何となく矛盾している気もしますが、こういったことを許すと金権選挙を助長することになるので禁止されているようです。

 選挙期間中の戸別訪問が禁止されているのも、戸別訪問が買収行為の温床になるからという理由ですね。

                            とものり



1346. Re^2: 謹賀新年’04 匿名希望(^^;;  2004/01/05 (月) 14:38
家内がウグイス嬢を頼まれた時、菓子折や採れたての新鮮な野菜や果物「等々」頂きましたがとても嬉しかったのを思い出します。f(^。^;;;;「無理難題」もお願いすれば何故かすんなり通ってしまいますしf(^_^;;;ウグイス嬢で”あれ”ですから、地元有志や後援会上級役員さんならもっと”なに”だったのでは?と羨ましかったのを思い出します。f(^_^;;;何れにせよ、選挙というものは随分お金の掛かるものなんだなぁという気がしましたよ。(苦笑)



1345. 「めぐりあう時間たち」 とものり [URL]  2004/01/05 (月) 13:28
・「めぐりあう時間たち(The Hours)」スティーブン・ダルドリー監督、2002年、アメリカ、レンタルビデオ

 イギリスの女流作家ヴァージニア・ウルフの小説『ダロウェイ夫人』をライトモチーフとして、男と女、性と人生、生と死といったテーマを扱ったマイケル・カニンガムのベストセラー小説を、「リトル・ダンサー」のダルドリー監督が映画化したものです。

 ダルドリー監督の巧みな演出と女優陣の見事な演技が相まって、非常に濃密で緊張感に満ちた、見ごたえのある作品に仕上がっています。

 物語の背後にバイセクシャルというテーマが見え隠れしてますが、これはヴァージニア・ウルフがバイセクシャルのフェミニストとして有名であり、ダルドリー監督自身もバイセクシャルであることを知らないと、ちょっと理解しにくいかもしれません。

 ダルドリー監督は「リトル・ダンサー」でお気に入りの監督の一人になったので、この作品にも期待していました。そして期待にたがわない秀作なのですが、運悪く「少女の髪どめ」と「シベリアの理髪師」の後で観たもんですから、印象が薄くなってしまいました。

 「少女の髪どめ」を観た後では、この作品の登場人物達が抱える深刻な悩みが贅沢な甘えに思えてしまい、「シベリアの理髪師」を観た後では、この作品の濃密さがせせこましく感じられてしまうんですよね。(+.+)

 ちなみに、ニコール・キッドマン扮するヴァージニア・ウルフが姉のヴァネッサのことを「ネーサ」と呼ぶシーンがあるんですが、その時の字幕が「姉さん」となっていたので、ニコール・キッドマンがまるで日本語でセリフを言ったみたいで笑ってしまいました。(^^;)

                            とものり



1344. Re: 謹賀新年’04 とものり [URL]  2004/01/03 (土) 11:35
>ロートル川崎さん

 明けましておめでとうございます、今年もよろしくおねがいしま〜す!m(..)m

 とゆーわけで、選挙豆知識その3です。(^^;)

 立候補予定者が選挙対象地区の選挙権のある住民に年賀状を出すと選挙違反になり、年賀状に対する自筆の返信だけが許されます。

 「自筆」というのは本当に自筆で、本文をワープロなどで書いてそれに自筆のサインをしても、家族が代筆したものに自筆のサインをしても「自筆」とは認められません。

 電子メールについては法律でまだはっきり決められていないようですが、ワープロがダメですからたぶんダメでしょうね。(~.~)

 実際、選挙運動は驚かされることばかりです。(^^;)

                            とものり



1343. 謹賀新年’04 ロートル川崎  2004/01/03 (土) 00:47
あけましておめでとうございます。\(^o^)/
今年も宜しくお願いいたします。



1342. Re: まいどまいどの初詣おふ へんり〜  2004/01/02 (金) 21:04
初詣オフにちょこっと参加しまふ。
この前生まれたちび連れて行くね。
でもリハあるから遅れて行くと思うけどw



1341. 「シベリアの理髪師」 とものり [URL]  2004/01/01 (木) 17:29
・「シベリアの理髪師(Sibirskij tsiryulnik)」ニキータ・ミハルコフ監督/脚本/原作、1999年、フランス/ロシア/イタリア/チェコ、衛星映画劇場

 ん?「シベリアの理髪師」…? 「セビリアの理髪師」の間違いじゃないの?……と思って観てみたら、これがパロディと文芸物、爆笑と号泣、愛と感動のめったやたらと面白い大河巨編でした。(^O^)(ToT)(^^;)(;o;)

 現代ソ連映画を代表する名監督ニキータ・ミハルコフの名前は聞いたことがあったものの、恥ずかしながら作品を観るのはこれが初めてでした。しかしトルストイを思わせる雄大さ、チェーホフを思わせる深さはさすがはロシアという感じで、黒沢明やジョン・フォードなどの偉大な名監督と同じようなスケールの大きさと風格を感じさせるところがあります。

 この作品を観て、ニキータ・ミハルコフはたちまち僕のお気に入りの監督の一人になりました。年の初めに思いっきり笑い、思いっきり泣き、ジーンと感動したい人には是非お勧めしたい傑作です。(^^)v

                            とものり



1340. 「オー!」 とものり [URL]  2003/12/31 (水) 21:27
・「オー!(Ho!)」ロベール・アンリコ監督、1968年、フランス、衛星映画劇場

 「冒険者たち」のアンリコ監督が、脚本を担当した元ギャングのジョゼ・ジョバンニの原作を映画化した作品。

 ギャングの運転手、銀行強盗、逮捕、脱獄と突っ走る元レーサーを、ジャン・ポール・ベルモンドが好演しています。「勝手にしやがれ」のような軽やかさが少なく、必死に頑張っているようなところがあるので、”憎みきれないろくでなし”というよりも”憎めないお人良し”といった感じです。(^^;)

 例によって、ジョアンナ・シムカスが輝く笑顔の無邪気なヒロイン役をやっています。

                            とものり



1339. Re: 年末 とものり [URL]  2003/12/30 (火) 10:48
>ヨシミツさん

>>ようやく、我が家もTVでDVDが観られるようになりました。

 おー、それは羨ましい!('o')

 うちはパソコンはDVD化してますが、TVはまだDVD化してないんですよね。最近、レンタル屋にもDVDが増えてきましたね。

>>それと、地方選挙の話、期待してます > とものりさん
>>現場の、生々しい(?)話が聞きたいです(笑)。
>>最近、仕事は、そっちの分野を担当しているもので。

 生々しくてオドロオドロしくて公序良俗に反するため、公にできかねる話がもうすでに山ほどありますよ。(^^;)

 一番怖いのは、選挙をやっている人達が、ごく一部の選挙プロを除いてほとんど公職選挙法を知らず、善意と慣習とシガラミから選挙違反になる行為を堂々とやっていることです。

 僕は選挙運動をするのは初めてなので、今まで選挙運動をしていた人達が好意から色々とアドバイスしてくれるのですが、それがほとんど選挙違反になるものばかりなんですよね。

 そういった好意を無にせず、しかも僕が目指している”明るくきれいな選挙運動”で当選させるために、今は綱渡りのような毎日ですよ。(^^;)

                            とものり



1338. 年末 ヨシミツ  2003/12/29 (月) 15:33
お久しぶりです。ヨシミツです。
今、年末年始の休みで、自宅です。
子ども達も帰ってきて、夏以来、家族が全員そろってます。

ようやく、我が家もTVでDVDが観られるようになりました。
近所のレンタル屋さんから借りてきては、映画を楽しんでいます。
タイトルは、大手の有名なモノばかりですが。

それと、地方選挙の話、期待してます > とものりさん
現場の、生々しい(?)話が聞きたいです(笑)。
最近、仕事は、そっちの分野を担当しているもので。

それでは。
良いお年を > ALL

***ヨシミツ



1337. 「太陽は、ぼくの瞳」 とものり [URL]  2003/12/28 (日) 18:34
・「太陽は、ぼくの瞳(Rang-e khoda)」マジッド・マジディ監督/脚本、1999年、イラン、レンタルビデオ

 マジッド・マジディ監督の代表作のひとつで、やはり叙情的な佳作です。

 マジディ監督の感性は実に日本映画に近く、取り上げるテーマも日本人の琴線に触れるものが多くて、日本とは全く環境の違う土地を舞台にしているにもかかわらず、観ていて懐かしいような不思議な感じがします。

 この作品のような重くて微妙なテーマをこれほどストレートに描くことは、今の日本映画では少々難しいでしょう。ただあまりにストレートすぎて、「少女の髪どめ」のようにユーモアを交える余裕がなく、見ていて少し辛くなってしまいました。

 もちろんマジディ監督らしい心優しい救いはあるのですが、テーマの重さに観ているほうが気疲れしてしまう感じです。(~.~)

                            とものり



1336. 初詣オフ みっちゃん  2003/12/28 (日) 10:48
ごぶさたしてます。
初詣オフ参加します。よろしくです。



1335. 「少女の髪どめ」 とものり [URL]  2003/12/26 (金) 09:50
・「少女の髪どめ(Baran)」マジッド・マジディ監督/脚本、2001年、イラン、レンタルビデオ

 マジッド・マジディ監督の最新作で、「運動靴と赤い金魚」と並ぶ珠玉の作品です。

 クスリと笑わせ、ホロリと泣かせ、しみじみと感動させる、実にいい映画です。貧しくとも心豊かで思いやりと優しさにあふれていた古き良き時代の日本映画を思わせる、本当にいい映画です。

 「運動靴と赤い金魚」とこの作品を観て、イランやアフガニスタンについて自分がいかに何も知らないか、いかに偏見の目で見ていたかがわかり、恥ずかしさを感じるとともに猛烈に反省させられました。

 この作品を、イランやアフガニスタンを「悪の枢軸国」と決めつける独善的な権力者や、それに追従する欺瞞的な政治家達に見せてやりたい気がします。しかしそういった人達には、この作品が描いている庶民の生活は、富も権力も無いものの、健気でつつましく心の豊かさと思いやりに満ちた心情は決して理解できないでしょう。

 我々日本人は、欧米、特にアメリカのフィルターを通して知らされるニュースや映像を見ているうちに、知らず知らずのうちに世界を歪んだ視線で眺めるようになり、同じアジアの国々を偏見に満ちた傲慢な視線で見下ろすようになってしまっている気がします。

 いつの時代でも、またどこの国でも、権力者は大衆を自分の思い通りに動かすために情報を操作し、自分に都合の良い偏見を植え付けようとするものです。それに対抗するためには権力者のフィルターを通さない正しい情報を知り、偏見に歪められない目で世界を眺める必要があります。

 我々庶民にとってそれは非常に難しいことですが、自衛隊の派遣うんぬんに関する政治家達の欺瞞に満ちた議論を聞くよりも、中近東問題に関して学者や専門家が書いた文章を読むよりも、とりあえずこの作品を観ることを強くお勧めします。(^_-)

                            とものり



1334. 「運動靴と赤い金魚」 とものり [URL]  2003/12/24 (水) 10:29
・「運動靴と赤い金魚(Bacheha-Ye aseman)」マジッド・マジディ監督/脚本、1997年、イラン、レンタルビデオ

 イランの叙情派監督マジッド・マジディの珠玉の一編。

 気恥ずかしくなるくらい陳腐な表現なのであまり使いたくないんですが(^^;)、古き良き時代の日本と日本映画が持っていた素朴で健気な一途さを、物質的な豊かさと引き換えに失いつつある心の豊かさを、この作品は確かに持っています。

 マジディ監督の叙情的な映像センスは実に日本的というかアジア的というか、とにかく欧米の映画からは感じられない種類のもので、感覚的にも心情的にも我々日本人にぴったりきます。

 この作品を観て、同じアジアの一員でこんなにも共通する感覚と心情を持っているにもかかわらず、自分が中近東の人達のことをほとんど知らず、まるで欧米人のような傲慢な視線でその人達を見下ろしていることに気づかされ、たまらなく恥ずかしくなりました。

 少なくとも僕にとっては、中近東問題専門家とか国際政治研究家とかいった人達が書いたどんな文章よりもこの作品の方がインパクトが強く、中近東の人達に対する見方が大きく変わりました。

 久しぶりに、映画という世界共通の映像言語の力を再認識させられた作品です。

                            とものり



1333. 「アルファヴィル」 とものり [URL]  2003/12/22 (月) 09:40
・「アルファヴィル(Alphaville)」ジャン・リュック・ゴダール監督/脚本、1965年、フランス/イタリア、衛星映画劇場

 1965年にゴダールが撮った、1984年の星雲都市アルファヴィルを舞台とした近未来SF映画。

 電子頭脳に支配された思考構造符号化社会という設定で、ゴダールらしい実験的な映像と思索的な言葉遊びを行いながら、パリという町を象徴的に描いています。

 しかし観終わって印象に残るのは、「映画の歴史は少年が少女を撮った歴史である」というゴダール自身の有名な言葉と、映画とはつまるところ大人のごっこ遊びであるという確信犯的な視線です。

 要するに、ゴダール少年が好きな女の子と色々なごっこ遊びをして楽しんでいるんですよね。(^^;)

                            とものり



1332. 「統一地方選挙の手引き」 とものり [URL]  2003/12/19 (金) 16:26
・「統一地方選挙の手引き」選挙制度研究会編、 ぎょうせい、2003年3月発行

 例によって、選挙に関する基本知識習得のために読んだ4冊目の本です。最初の2冊と大同小異の内容で、新しいことはほとんど書いてありませんでした。(~.~)

 4冊の本を読んだ結果としては、もしまかり間違って地方議員に立候補したり、選挙参謀になったりするようなことになったら、1318番で紹介した「地方選挙要覧」と1329番で紹介した「地方議員に就職・転職する方法」を一読することをお勧めします。(^_-)

 もっともまだ実際に選挙をしてませんので、これは信頼性が非常に低いお勧めです。(^^;)

                            とものり



1331. 「クライング・ゲーム」 とものり [URL]  2003/12/17 (水) 12:05
・「クライング・ゲーム(The Crying Game)」ニール・ジョーダン監督/脚本、1992年、イギリス、深夜映画劇場

 アイルランドとイギリスを舞台とし、イギリス軍とIRAが出てきて派手に銃撃戦をするのに、何となく大人の童話または寓話めいた雰囲気が漂う作品。ボーイ・ジョージの「THE CRYING GAME」を初めとする色々な名曲と、「カエルとサソリ」の寓話がテーマをうまく暗示していてなかなかいいです。

 アイルランド出身のジョーダン監督は、この作品の前にハリウッドで「俺たちは天使じゃない」のリメイクを撮り、この作品の後で「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」を撮っています。この作品の前にそれらの作品を観ていたのであまり期待していませんでしたが、意外と良いデキなのでこの監督を見直しました。(^o^)v

 この作品にしろ「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」にしろ、ジョーダン監督は男を妖しく美しく撮るのが上手です。ただビスコンティのように耽美的というか美少年趣味的というか、そういった妖しい視線ではないので(^^;)、その手の趣味の無い僕でも抵抗なく見ることができました。

 でも僕好みの美女も美少女も出てこないので、その点は少々物足りませんけどね。(^^;)

                            とものり



1330. 「コントラクト・キラー」 とものり [URL]  2003/12/15 (月) 11:00
・「コントラクト・キラー(I Hired a Contract Killer)」アキ・カウリスマキ監督/脚本、1990年、フィンランド/スウェーデン、深夜映画劇場

 カウリスマキ監督がフランス俳優ジャン・ピエール・レオーと組み、イギリスを舞台とした作品。

 この作品にはカウリスマキ作品の常連で、存在感抜群のカティ・オウティネンが出ていませんが、ケネス・コリーの殺し屋とかホテルのフロントとかハンバーガー屋の店主といった脇役がいい味を出していて、その穴をしっかり埋めています。

 それにしても、カウリスマキ監督は本当にユニークですねぇ。北欧を連想させるテンションの低さと寒々とした画面、そして独特の間(ま)とブラック味のあるユーモアセンスは、フランスの俳優を起用してもイギリスを舞台にしてもほとんど変わりません。

 ちょうど筒井康孝の小説を読むような感じで、この味は一度味わったら病みつきになってしまいます。(^.^)v

                            とものり



1329. 「地方議員に就職・転職する方法」 とものり [URL]  2003/12/12 (金) 10:14
・「地方議員に就職・転職する方法」中根一幸、 東洋経済新報社、2003年2月発行

 選挙に関する基本知識習得のために読んだ3冊目の本です。ようやく「やらなければならないこと」が書いてある本にめぐり合えました。(^o^)v

 この本は現職の若手地方議員が書いたもので、議員の仕事から後援会の作り方、選挙運動の仕方まで具体的に説明されています。この本を読み、選挙のプロの話を聞きまくったおかげで、選挙運動の方向性がぼんやりと見えてきた気がします。

 1328番の書き込みに続いて、この本で知った業界用語をひとつ紹介。(^_-)

 選挙カーに乗り、マイクで広報活動をする女性を「ウグイス嬢」と呼ぶのはよく知られていますが、男性がその役目をする場合は「カラス」と呼ぶそうです。

 この用語のイメージどおり、やっぱり男の声は聞きたくないし、自分でもやりたくないですよねぇ。(^^;)

                            とものり



1328. 「選挙運動早わかり」 とものり [URL]  2003/12/10 (水) 12:18
・「問答式 選挙運動早わかり 第二次改訂版」全国長村議会議長会編、学陽書房、2003年4月発行

 選挙に関する基本知識習得のために読んだ2冊目の本です。1318番の書き込みで紹介した「地方選挙要覧」をもう少し詳しく解説した本で、内容的には大同小異でした。

 具体的な選挙運動のやり方が書いてあればと期待したのですが、残念ながら「やってはいけないこと(^^;)」しか説明してありませんでした。

 仕方ないので、現在、区長の時に知り合った選挙関係者と選挙のプロの話を聞きまくっています。そこで知った業界用語をひとつ紹介。(^_-)

 タスキをかけた候補者とその支持者が色々な地区を歩き回り、道行く人達に挨拶したり握手したりしている光景をよく見かけますが、これを「モモタロウ」と呼ぶそうです。これは桃太郎が3匹の家来を連れて鬼退治に行く様子に由来するそうで、なるほどと思わせる命名です。

 そういう光景に出くわすと、これまではわざと避けてきたので、具体的なコスチュームや挨拶の言葉をほとんど知りません。まさか自分でやることになろうとは、夢にも思いませんでしたもんねぇ……。(^^;)

                            とものり



1327. Re^2: まいどまいどの初詣おふ NEGI  2003/12/08 (月) 20:29
>老師

>  もうそんな季節になったんですねぇ。今年は暖かいせいか、あまりピンときませんよ。

 そうなんですよ川崎さん。(化石語^^;)
 なんか気候がおかしいので、モミジの葉っぱも紅葉せず、緑色からいきなり茶色になって落葉するらしいですからね

 どうも今年はあの某国府宮で、千数百年間に初めて死者が出たくらいですから、天候ばかりじゃなく、地震はおこるわ、戦争は勃発するわ、痛風にはなるわσ(^-^)でロクなことはありませんでしたね。^^;

 
>  でも、何とか参加できるように黒幕活動のスケジュールを調整してみますね。(^_-)

 おお、老師の黒幕ならきっとすべてうまく行くことでしょう。ついでに銀幕デビューも果たしたりなんかして。^^;

       初詣お待ちいたしております NEGI



1326. 「さらば愛しき鉤爪」 とものり [URL]  2003/12/08 (月) 12:49
・「さらば愛しき鉤爪(Anonymous Rex)」エリック・ガルシア著/酒井昭伸訳、ソニー・マガジンズ、2003年4月発行

 太古の昔、絶滅してしまったはずの恐竜が現在も生き延びていて、人間の皮をかぶって人間になりすまし、人類と共存しているという設定で、マーロウばりのこわもて恐竜私立探偵が活躍するとんでもないハードボイルド探偵小説です。

 あまりにも突飛な設定からして物珍しさ狙いのキワモノと思うとこれがさにあらず、プロットもトリックもキャラクターもよく練られていて、泣かせるほど上質で完成度の高いハードボイルドになっています。

 普通なら、平井和正のウルフガイシリーズのようにハードボイルド風のSFにするところを、あくまでもハードボイルドタッチを貫いて本格的な探偵小説に仕上げた作者の力技には脱帽です。m(..)m

 探偵小説好きでSF好き、その上マンガも大好きな僕向きの、本当にあつらえてもらったような作品です。v(^_-)

                            とものり



1325. Re: まいどまいどの初詣おふ とものり [URL]  2003/12/06 (土) 12:33
>NEGIさん

>>初詣おふやります。

 もうそんな季節になったんですねぇ。今年は暖かいせいか、あまりピンときませんよ。

 去年からようやくゆっくりと参加できるようになったと思ったのも束の間、今年の正月は町会議員の選挙参謀役でまたまた忙しくなりそうです。(~.~)

 でも、何とか参加できるように黒幕活動のスケジュールを調整してみますね。(^_-)

                            とものり



1324. まいどまいどの初詣おふ NEGI  2003/12/05 (金) 13:21
 オフ系連絡係のNEGIです。 

 初詣おふやります。

 詳細は毎年まるで一緒の手抜きオフです。^^;

 毎年、二世が増えてゆくので、そのうち子守オフに変身するかも。
 
 そこ行くむかしのおにーさんおじょーさん、おとっつあんおっかさん達、み〜んな寄っといで、ついでにお茶でも飲みながら昔話に花を咲かせましょう。


*初詣オフ

ところ:尾陽神社 地下鉄荒畑駅下車5分
    名古屋市昭和区御器所2-9-19
    駐車場あり

にちじ:平成16年1月3日午後1時半より

かいひ:1000円お守りつき

           NEGI



1323. 「風の万里 黎明の空」 とものり [URL]  2003/12/05 (金) 09:49
・「風の万里 黎明の空」小林常夫監督、小野不由美原作、2003年、日本、レンタルビデオ

 小野不由美の傑作ファンタジー「十二国記シリーズ」の中の作品をアニメ化したもので、NHKのBSと教育TVで放映されたもののビデオ版です。

 この作品は僕のお気に入りのヒロイン陽子が大活躍するので、第1作目の「月の影 影の海」と並んで好きな作品です。それだけに原作の味を活かし切っていないのが不満ですが、アニメと原作は別物だからこれくらいはしょうがないでしょう。(←こればっかし!(^^;))

 この作品は一言で言って十二国記版「水戸黄門」です。最後で麒麟にまたがった陽子が凛とした見得を切り、その場の全員が「へへーっ!m(..)m」と平伏するシーンは、実に爽快そのもので胸がすく思いです。

 原作者の小野不由美もこのシーンが描きたいことと、陽子を助ける脇役達を陽子の周囲に配置したいためにこの長編を書いたのではないかと思います。そのために、作品としては予定調和的なところがあってオチを予想しやすいところがありますが、水戸黄門と同じくこのオチは「お約束」ですから、こうこなくっちゃいけませんや。v(^_-)

                            とものり



1322. 「ただいま」 とものり [URL]  2003/12/03 (水) 09:14
・「ただいま(Guo nian hui jia)」チャン・ユアン監督、1999年、中国/イタリア、衛星映画劇場

 些細なことで義理の妹を殺してしまった姉が17年後に仮出所して家に戻るという単純なストーリーを、姉とその実母、娘を殺された義父、そして刑務所の女性主任という少数の登場人物の心理描写を中心にして描いた小品。

 中国とイタリアの共同制作なのに全体として暗くじめついたトーンで描かれていて、そのきめ細かい心理描写と相まってまるで少し前の日本映画を観ているようです。

 地味で根暗で後ろ向きのトーンの中、女性主任の明るくて凛とした美貌が唯一の救いです。(^^;)

                            とものり



1321. 「戯夢人生」 とものり [URL]  2003/12/01 (月) 09:10
・「戯夢人生(Hsimeng jensheng)」ホウ・シャオシェン監督、1993年、台湾、衛星映画劇場

 台湾の伝統芸能である布袋戯(ポテヒ)の人間国宝的人形師、李天祿(リー・ティエンルー)の半生を描いた作品で、ホウ・シャオシェン監督の台湾現代史3部作の第1部です。

 日本の植民地であった1909年から、第2次世界大戦における日本の敗戦により独立国となった1945年頃までの激動期を、淡々とした映像でゆったりと描いています。リー・ティエンルー本人がナレータ役をすると同時に画面にも登場し、独特の味のある語り口で色々なエピソードを語る場面が実にいいです。(^^)v

 この作品や「紅いコーリャン」などを観ますと、第2次世界大戦前後の日本がアジアの人達からいかに嫌われていたか、いやもっと一般的にいえば、よその国に土足でドカドカと踏み込み、自分達に都合の良い”正義”を押し付ける外国人は、たとえそれが侵略政策に基づく国家的欺瞞に満ちたものではなく、無知で無邪気な善意から出ているとしても、現地の人にとっては屈辱的なことであり、いかに忌み嫌われるかということがわかり、いたたまれないような気持ちになります。

 いつの時代でも、またどんな社会でも、相互理解や信頼関係を築くには長い年月にわたるお互いの地道で真摯な平和的努力を必要とし、暴力による押し付けは結局のところ憎悪しか生み出さないものなのでしょう。

                            とものり



1320. Re: オフ中止のお知らせ とものり [URL]  2003/11/28 (金) 09:18
>へんり〜さん

>>30日にオフやるからきてね〜なんて言ってたんだけど、彼が巡業で
>>いないから鬼のいぬまに命の洗濯しましょって計画がパアになりました。

 そうですか、それは残念ですねぇ。(~.~)

 実は僕も2月の選挙が終わるまでは、土日はおろか平日の夜のほとんどは選挙活動でつぶれることになり、参加できそうもなかったので良かったような残念なようなですよ。(^^;)

>>そうだよねぇ。なんだか知らないけどTVにだしてあげたんだから・・
>>というノリがすごく伝わってきて、…

 そうそう、そういうエラソーで傲岸不遜なところがミエミエですよね。

 ちょっと前に、僕の会社が関係した共同研究で、血糖を下げる効果のある稲を遺伝子操作によって作りあげるというものがあって、共同研究会社の株主総会の関係から、まだまだ実用には程遠い段階なのに勝手にプレス発表してしまったことがありましてね。

 このニュースを聞きつけた色々なTV局から僕の会社にも取材の申し込みが沢山あったんですが、その中に例の「みのもんたの”おもいっきりテレビ”」もあったんですよ。

 どのTV局の担当者もやたらとエラソーで、社会的な礼儀とか常識というものをあまり知りませんでしたが、「おもいっきりテレビ」の担当者は特に思いっきりエラソーかつ非常識(^^;)でして、電話を一本かけてきただけで、こちらの承認も得ずにいきなり番組で放送してしまったんですよね。

 その内容も、こちらの話を聞いたわけではなく、単にプレス発表の内容を都合の良いように勝手に解釈しただけですから、実際とはかなりかけ離れた非科学的なものでしてね。

 それでそのことについて会社から抗議を申し入れると、あちらは非礼を詫びるどころか「せっかくタダで宣伝してやったのに、文句をつけるとは何事だ!」という態度で、抗議を全く受け入れず、訂正放送もしなかったんですよ。

 あの番組が非科学的でかなりいーかげんなのはある程度知ってましたが、これほどひどいとは思いませんでしたね。(~o~)

                            とものり



1319. オフ中止のお知らせ へんり〜  2003/11/28 (金) 00:08
>  御意!m(_*_)m 僕がプロデューサーでも「ボツ!(-"-)」に
>しますね。

だよねぇ

>  僕が気に入らなかったのも、それなんですよ! 
>だいたいTV界の連中は、TVは一番影響力のあるメディアだから
>TV界が一番エライというおかしな過信をしているもんですから、
>他の分野を軽視する傾向がありますね。

そうだよねぇ。なんだか知らないけどTVにだしてあげたんだから・・
というノリがすごく伝わってきて、そういうことにやそすけさん
敏感だから、すぐキーキー反応するのよねぇ。
私なんて鈍いからでたらでたでいいし、でんくても全然いいし・・。
のんきなもんよw

そういえばね、やそすけさんコケて両手首打撲と肋骨にヒビだよ。
30日にオフやるからきてね〜なんて言ってたんだけど、彼が巡業で
いないから鬼のいぬまに命の洗濯しましょって計画がパアになりました。
私は巡業についていかなくちゃならなくなったのです。
福井の公演と長野の公演に明日から30日まで車で彼を手厚く
お連れ申し上げる次第でございます。(がっかりしてて日本語めちゃくちゃw)

>  日本の伝統芸能分野で世界的に有名なやそすけさんと、

私はともかく彼はもったいないよねぇ。。。
あれほど大衆に人気があって知名度がある長唄の三味線弾きって
いないもんねぇ。



1318. 「地方選挙要覧 <平成14年版>」 とものり [URL]  2003/11/27 (木) 09:44
・「地方選挙要覧 <平成14年版>」国政情報センター出版局編集・選挙制度研究会監修、国政情報センター出版局、2003年3月発行

 色々なシガラミから、地元の町会議員に立候補する予定の知人の後援会幹事長と、来年2月に実施される予定の町議会議員選挙の選挙参謀を引き受けることになりました。これまで色々な仕事に手を出してきましたが、後援会活動と選挙活動はさすがに初めてなので、まずは基本的な常識を知ろうとして読んだ本です。

 いやぁ〜、読んでびっくり! この分野では、自分がいかにドシロウトかということがわかりました。(~o~) とにかく選挙ってやつは公職選挙法でがんじがらめになっていて、今まで地元で慣習的に行われていた選挙運動の大半は選挙違反になりそうです。

 しかし選挙参謀を引き受ける以上は、清廉潔白、一点のしみも無いとまではいかなくても(^^;)、少なくとも良心に恥じないきれいな選挙をしたいので、今まで地元で行われてきたやり方と何とか折り合いをつけ、自分なりに理想的な選挙を目指したいもんだと思っています。

 この本には「してはいけないこと」は書いてありますが、しなければならないことや、やったほうが良いことは書いてないので、これだけでは動きがとれません。いわば本音と建前のうち建前だけを知った状態ですので、次は本音の部分を知る必要があります。

 ……と、そんなことをあれこれ考えていると、自分がどんどんと腹黒い黒幕になっていくような気がして、しかもそんな素質が無いわけではないことを今更ながらに発見して、少々自己嫌悪に陥ってしまいます。(^^;)

                            とものり



1317. Re: むねハル君 とものり [URL]  2003/11/25 (火) 10:05
>へんり〜さん

>>なんだかしらないけど、むねハルくんってキャラはどうかと思わない?
>>私なら即効ボツにするけどなぁ。

 御意!m(_*_)m 僕がプロデューサーでも「ボツ!(-"-)」にしますね。

>>かといって遊郭という雰囲気をかもしだしちゃいけないっていうんで、
>>そこらへんでもめたみたいよ。

 う〜む、さすがは天下のNHK! どーでもいーことにやたらとこだわりますねぇ。(^^;) 帯刀の有無で遊郭の雰囲気を嗅ぎ取ることのできる人が、視聴者の中に何人いることやら……。

 でもそういったことを敏感に嗅ぎ取り、ナンセンスな文句をつけてくる視聴者が実際に存在するところが、受信料で運営しているNHKのつらいところかも知れませんねぇ。

>>これについてはそういうもんらしいけど、やそすけさんは「安く(自分が)使われて
>>るなぁ・・」と怒ってたけどね。

 僕が気に入らなかったのも、それなんですよ! だいたいTV界の連中は、TVは一番影響力のあるメディアだからTV界が一番エライというおかしな過信をしているもんですから、他の分野を軽視する傾向がありますね。

 日本の伝統芸能分野で世界的に有名なやそすけさんと、我等がへんり〜さんをあれほど安く使うのはけしからんし、何よりももったいないですよ。

                            とものり



1316. Re: 地上波デジタル放送のイメージキャラ へんり〜  2003/11/24 (月) 00:59
>  19日(水)の「さらさらサラダ」観ましたよ!(^o^)/

私見てないんだけど、水曜日はやったんかな?
私が見たのは偶然土曜日のやつだったと思う。

なんだかしらないけど、むねハルくんってキャラはどうかと思わない?
私なら即効ボツにするけどなぁ。

でも、むねハルくんを起用するにあたって、尾張徳川家に許可をもらいに行ったんだってさ。
で、将軍様が刀をもっていないのは・・・というところでもめたらしい。
刀はさしているか側近に持たせているのが通常で、刀をもっていない
というのは遊郭に行くとき以外はないらしい。
かといって遊郭という雰囲気をかもしだしちゃいけないっていうんで、
そこらへんでもめたみたいよ。

>ただ、むねハル君の紹介はあったのに、テーマ音楽に関する紹介が
>全くなかったのが少々気に入りませんでしたけどね。(^^;)

これについてはそういうもんらしいけど、やそすけさんは「安く(自分が)使われてるなぁ・・」と怒ってたけどね。



1315. 「雲の上のキスケさん 1」 とものり [URL]  2003/11/22 (土) 15:07
・「雲の上のキスケさん 1」鴨居まさね、集英社、1998年12月発行

 BSマンガ夜話で取り上げられていたので、興味を引かれて読んだ作品の1巻目。

 一見、ごく普通の女性向けラブコメなんだけど、妙に女っぽくて肉感的でありながら、何となく男性的な感覚もあり、読み終わった後、後ろ髪をひかれるような奇妙な印象が残る作品です。

 この奇妙な感覚が何によるものなのかを解明するために、早いとこ2巻以降を読まねばなりません。(^^;)

                            とものり



1314. 地上波デジタル放送のイメージキャラ とものり [URL]  2003/11/20 (木) 08:51
>へんり〜さん・”超激務モード中(^^;)”

 19日(水)の「さらさらサラダ」観ましたよ!(^o^)/

 なるほど、NHK名古屋放送局は地上デジタル放送のイメージキャラとして、徳川宗春をモデルにした「むねハル」君を作ったんですね。

 ”芸どころ”名古屋の基礎を作った宗春のテーマ音楽に、名古屋の古典芸能分野で活躍するやそすけさんとへんり〜さんを起用するとは、NHK名古屋もなかなか気が利いたことをするもんです。

 ただ、むねハル君の紹介はあったのに、テーマ音楽に関する紹介が全くなかったのが少々気に入りませんでしたけどね。(^^;)

                            とものり



1313. Re: 行雲流水、読ませていただきました とものり [URL]  2003/11/18 (火) 12:56
>恋華さん

 頓陳館にようこそ! そして「行雲流水」を読んでいただき、ありがとうございました。m(..)m

>>「流れる星は生きている」は、御存知のとおり新田次郎さんの
>>妻藤原ていさんの満州からの引揚の様子を描いたものですが、

 「行雲流水」には書いてありませんが、実は僕の両親も「流れる星は生きている」を読み、途中まで自分たちと行動を共にした集団の中に藤原てい女史がいたことを知り、彼女に手紙を出してしばらく文通したことがあるそうです。

>>とものりさん、満州からの引揚についてもっと詳細に書かれて
>>いる本などがありましたら紹介してください。そして
>>とものりさんが知っている事実についてももっと教えてくだ
>>さい。

 やはり「行雲流水」には書きませんでしたが、これを書く時に主として参考にしたものは、子供の頃からおやじさんとお袋さんから聞かされ続けていた話と(^^;)、おやじさんが自費で限定出版した2冊の随筆集(残念ながら、一般書店では手に入りません)、「流れる星は生きている」と「大地の子」、そしておやじさんが持っていた関東軍と第2次世界大戦関係の手紙や新聞の切抜きや文献や写真集です。

 そのうち一般の人が手に入れられるものは「流れる星は生きている」と「大地の子」、そして関東軍と第2次世界大戦関係の一部の文献ではないかと思います。

 関東軍関係と第2次世界大戦関係の文献は、今は手元になくて僕の実家にあり、僕の記憶からもすっかり消え失せてますので(^^;)、残念ながら題名などを紹介することはできません。近日中に実家に電話して、題名を尋ねてみますよ。

 満州からの引き揚げに関することで僕が知っていることはほどとん「行雲流水」に書いてしまいましたので、残念ながらあれ以上のことはあまりお教えできそうもありませんが、何か特に知りたいことがありましたらできる範囲で調べてみますよ。

 それから時間ができたら「行雲流水・第2部」を書こうと思っています。ただしそれは、戦後のドサクサと僕が生まれる前後の極貧生活のことが中心になると思います。

 もし興味があるようでしたら、期待せずに気長に待っていてください。(^^;)

                            とものり



1312. Re: NHKご出演^^; とものり [URL]  2003/11/18 (火) 12:55
>NEGIさん

 例によって「へんり〜系連絡係(^^;)」のお役目、ありがとうございます。m(..)m

 それは是非、録画しとかんとイカンですねぇ!

>>って、それはお前だけだってか。(笑)

 いやいや、ここにも同志がおりますぞよ。(^o^)/
 日本の夜明けは近いでごわす、のぉ、西郷どん!

>へんり〜さん

>>そのキャラの登場シーンに三味線が使われたら私が弾いてると思ってね。

 思います、思います、ついでにあらぬ妄想まで抱いてしまいますよ!(*^^*)

 僕がNHKのディレクターなら、迷わずへんり〜さんをイメージキャラのモデルにするんですけどねぇ〜。

                            とものり



1311. 行雲流水、読ませていただきました 恋華  2003/11/18 (火) 01:57
とものりさま、はじめまして。恋華(れんか)と申します。

スカパーのホームドラマチャンネルで「流れる星は生きている」
というドラマを現在放送していて毎日見ているのですが、満州
からの決死の引き揚げという自分の知らなかった事実を初めて
知り、いろいろ調べていたところ、とものりさんのエッセイの
ページを知り、読ませていただきました。

「流れる星は生きている」は、御存知のとおり新田次郎さんの
妻藤原ていさんの満州からの引揚の様子を描いたものですが、
とものりさんのお母様と同じ宣川で足止めとなってしまい、
日本人解放令が出た後は乞食同然の暮らしを続け、朝鮮人の
助けを得て新幕まで列車で移動してから徒歩で38度線を目指
した話なのですが、どうして日本政府は今の北朝鮮に足止め
された人たちを引き揚げようとしなかったのか?という思い
が込み上げてきてなりません。あんな危険を冒さなければ
日本へ帰国できなかったという事実を初めて知りました。

最近の朝日新聞でも北朝鮮で足止めになった親族の帰りを今
なお待ち続けている人の特集がありましたが、一刻も早く
その日が実現してほしいと願わずにはいられません。

とものりさん、満州からの引揚についてもっと詳細に書かれて
いる本などがありましたら紹介してください。そして
とものりさんが知っている事実についてももっと教えてくだ
さい。よろしくお願いします。



1310. Re: NHKご出演^^; へんり〜  2003/11/17 (月) 23:51
> こんどの20日、21日になんとあの天下のNHKに出るそうだ。

今日NHKの録音してきました。
12月からデジタル派になる際にNHKはイメージキャラを作ったらしい。

このお仕事はもちろんやそすけ先生にきたもので、先生お1人でやる
んかと思ったら何故か連弾になってた。
しかも昨日の本番が終ってから曲を作り出して夜中1時半頃に作曲終了
というとても突貫工事なのです。

そのキャラの登場シーンに三味線が使われたら私が弾いてると思ってね。

3パターンとって、どれが使われるかわからないんだけど、3つのうち
2つはなぜか私がメインメロディを弾いてるよ。(^^ゞ
おいおい(-_-;)って感じでいいんかしら・・とか思うんやけど・・。

そういうわけで、明日も本番で、木曜日はぶるさんとこで本番なので
超激務。
NEGIさんに連絡を頼んじゃったんだけど、かろうじて今日繋ぐことが
できた。ありがとうね>NEGIさん





1309. NHKご出演^^; NEGI  2003/11/17 (月) 22:10
へんり〜系連絡係のNEGIです。^^;

こんどの20日、21日になんとあの天下のNHKに出るそうだ。

誰がって、モチロンへんり〜姐がですよ。

「サラサラサラダ」って朝11時からやる番組らしい。

もっとも正確には、そのタイトルバックのアニメかなんかの、そのまたBGMかなんかにへんり〜姐の三味線の音が流れるんだそうだ。^^;

あ、姐さんのお顔は出ません、でも熱心なへんり〜ファン、マニア、フェチ、信者、命〜、の方々にはBGMの向うに姐さんのお顔が浮かんでくることでしょう。^^;

って、それはお前だけだってか。(笑)

           NEGI



1308. 「手塚治虫少年の実像」 とものり [URL]  2003/11/16 (日) 15:52
・「手塚治虫少年の実像」泉谷迪、人文書院、2003年4月発行

 鉄腕アトムの誕生日にあわせて出版された本のひとつ。著者の泉谷迪氏は小学校の時に手塚治虫と同級だった人で、同級生から見た手塚少年の実像と手塚治虫論というなかなかユニークな本です。

 生まれついての物語作家であり、サービス精神に溢れた手塚治虫は、自らの生活や生い立ちについてもかなり脚色して面白おかしく語るのが常でしたので、真実の姿はなかなかわかりにくいところがありました。この本にはそのあたりのことが詳しく書かれていますので、手塚治虫のファンや研究家にとってはけっこう貴重な資料になると思います。

 手塚治虫論の部分は、著者自身も断り書きを入れているようにマンガについては門外漢であることと、同級生であるために贔屓の引き倒し的なところがありますが(^^;)、かなり研究していることが感じられて好感が持てます。

                            とものり



1307. 「最愛の夏」 とものり [URL]  2003/11/14 (金) 09:46
・「最愛の夏(黒暗之光)」張作驥(チャン・ツォーチ)監督、1999年、台湾、衛星映画劇場

 古き良き時代の日本映画を観るような、しみじみとした余韻を味わうことのできる作品です。こういった素朴でしみじみとした感動作は、「山の郵便配達」とか「初恋のきた道」とか「客途秋恨」のように、日本映画よりも今や中国系映画に多くなりました。

 この作品は全キャストに素人を起用していて、そのたどたどしくも初々しい演技が新鮮でさわやかな感動を与えてくれます(惜しむらくは、ヒロインの健気な少女を演じるリー・カンイが、僕好みではないことにやや不満が残りますが……。(^^;))。このような作品は日本映画が上り坂の頃にはよくありましたが、今ではもっとひねりをきかした凝った作品でないとなかなか認めてもらえませんし、観客も納得しません。

 例えばこの作品を今の日本映画界で作ったとしたら、「なんだ、だれそれ監督のなになに作品の二番煎じじゃないか…(-.-)」と批評されてしまうでしょう。

 その意味では、隆盛を極めた後の退廃期もしくは衰退期の日本映画界でそれなりの作品を作るということは、けっこう大変なことだろうと同情したりします。

                            とものり



1306. 「モンディアリート」 とものり [URL]  2003/11/12 (水) 11:31
・「モンディアリート(Mondialito)」ニコラ・バディモフ監督、2000年、スイス、衛星映画劇場

 元サッカー選手の孤独な男と養護施設から家出した少年が、ワールドカップを見るためにマルセイユへと旅するロード・ムービー。

 ありがちな話ですが、物語の背景と俳優がユニークなため、現実から浮遊した大人のための童話のようなファンタジックな雰囲気が漂い、予定調和的なラストにもかかわらずほんわかと暖かい気持ちにさせてくれます。

 この作品、スイス映画なのに使われている言葉はフランス語。そして元サッカー選手の男はアラブ系のムサ・マースクリで、少年がブラジル系のアントワーヌ・モリーニ、そして何人ともわからないエキゾチックな少女がフランスの若手アイドルスター、エマ・デュ・コーヌと、何とも無国籍的映画です。(^^;)

 エマ・デュ・コーヌはエキゾチックでキュートでロリっぽくてバイタリティにあふれていて、実に僕好みなためすっかり気に入ってしまいました。(^o^)v

 彼女はフランスではすでにブレークしているそうですが、日本でもブレークして欲しいような、あまりみんなに知られて欲しくないような、そんな複雑な気持ちです。

                            とものり



1305. 「ルナ・パパ」 とものり [URL]  2003/11/10 (月) 13:25
・「ルナ・パパ(Luna Papa)」バフティヤル・フドイナザーロフ監督、1999年、ドイツ/オーストリア/日本、衛星映画劇場

 初期の手塚治虫作品を思わせるような、破天荒で荒唐無稽で奇想天外で奇怪千万で波乱万丈な作品。このお伽噺のような不思議な味わいは、何となくアラビアンナイトを連想させます。

 18才で子供を孕むバイタリティあふれるヒロイン役のチュルパン・ハマートバの、可愛くてロリコンっぽいお色気と、自分を飛行機と思い込んで日夜悪魔と戦っているお兄さん役のモーリッツ・ブライプトロイのボケぶりが、実にいい味を出しています。

 モーリッツ・ブライプトロイは、以前紹介したドイツ映画「ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア」でも、ボケのギャング役を好演していました。

 こんなとんでもなくマンガチックな僕好みの作品に資金を出し、共同制作国に名を連ねているとは、日本もまんざら捨てたもんじゃないですねぇ!(^o^)v

                            とものり



1304. 「若者のすべて」 とものり [URL]  2003/11/07 (金) 17:13
・「若者のすべて(Rocco E I Soui Fratelli)」ルキノ・ビスコンティ監督、1960年、フランス/イタリア、衛星映画劇場

 巨匠・ビスコンティ監督の代表作のひとつで、ロシア文学を読んだような重厚な印象が残る作品です。原題は「ロッコとその兄弟達」といい、こちらの方が内容的にぴったりくるのに、誰がつけたのかおかしな邦題をつけたもんです。(~.~)

 彼の特徴である美少年趣味とデカダンスな美しさは晩年の作品ほど強くはなく、美少年趣味のない僕でも辟易せずに見ることができました。ただ、お気に入りの美男俳優アラン・ドロンは、さすがに妖しくも美しく撮っています。

 この美少年趣味が美少女趣味であったら、ほんと、ビスコンティは言うことないんだけどなぁ……。(^^;)

                            とものり



1303. 「グラディエーター」 とものり [URL]  2003/11/06 (木) 09:41
・「グラディエーター(Gladiator)」リドリー・スコット監督、2000年、アメリカ、TV映画劇場

 一言でいって、「ベン・ハー」と「網走番外地」を足して3で割ったような(2で割らずに3で割ったところがミソ(^_-))作品。

 日本通を自称するリドリー・スコット監督が撮っただけあって、スペクタクル史劇というよりは、仁侠映画のパターンに見事にはまっています。主人公役にヘストンのような明朗な偉丈夫を使わず、ラッセル・クロウという陰のある俳優を使ったのも、健さんのイメージを投影したと考えれば納得できます。

 設定にもストーリーにも演出にも俳優にも突っ込みどころ満載ですが、スペクタクル史劇風仁侠映画にそれを言うのはヤボというものでしょう。

 それにしても、この作品や「ベン・ハー」や「十戒」などアメリカの作るスペクタクル史劇では、どう見てもゲルマン系にしか見えないユダヤ人やアラブ人やエジプト人やローマ人が、どう見ても非ゲルマン系にしか見えないゲルマン人を大虐殺したりしますが、こういった作品を中近東の国々やエジプトやイタリアの人達はどんな感覚で見ているのでしょうかねぇ…?(^^;)

                            とものり



1302. Re: イベント NEGI  2003/11/05 (水) 20:56
> 11月30日になんらかのイベントをやる予定です。

うう(ToT)
その日は12時から予定が入ってます。(__;;;
い、行きたい、何時までやってるんでせうか。
近いトコなら例の恰好で馳せ参じますです。^^;

             NEGI





1301. Re: イベント とものり [URL]  2003/11/04 (火) 09:30
>へんり〜さん

>>11月30日になんらかのイベントをやる予定です。
>>お暇な方は是非きてね。

 お〜、それはいいですね! 自治会関係と選挙関係の急用が入らなければ行けますよ。(^o^)/

 実は来年の2月頃に地元の町会議員の選挙があり、色々なしがらみから、地元候補者の後援会の幹事長役を引き受けることになっていて、今、色々と暗躍中なんですよ。(^^;)

 今年、地元地区の現議員が急に引退したいと言い出したので後継者選びで大騒ぎし、自分で立候補するのが嫌なので何とか別の候補者を見つけ出し、その後援会会長をやるのも嫌なので、駄々をこねて何とか幹事長という役に納まり、裏方または黒幕として権謀術数の限りを尽くすつもりなんですよね。

 全く、身から出たサビとはいえ、こんなドロ沼のようなシガラミから早く抜け出したいですよ。(~.~)

                            とものり