玄関マンガと映画の部屋作品紹介コーナーお気に入りのアニメ

題名をクリックしても、残念ながらアニメは観れません。(^^;)

【お気に入りのアニメ】

○「東京ゴッドファーザーズ」(今敏監督、日本、2003年)

最近観たアニメの中ではずば抜けて面白く、完成度の高い作品です。 今敏は「PERFECT BLUE(1997)」、「千年女優(2002)」と、なかなか鋭いセンスの作品を発表していたので、以前から注目していましたが、この作品でついに独自の個性を完成させた感じです。 「PERFECT BLUE」におけるテンポの良い演出と切れ味鋭いサスペンス、「千年女優」におけるギャグセンスと泣かせのテクニックがうまく融合され、ハラハラドキドキの中に適度にギャグを交えて笑わせながら、最後にホロリとさせる、完成度の高い作品に仕上がっています。 声優も江守徹などの芸達者を揃えていて、変に受け狙いのトーシロータレントを入れていないので、シラケずに楽しめます。

今敏のアニメセンスは、押井守ほど鋭くはないもののかなりシャープであり、ミステリータッチを得意とするところなどはよく似ています。 今敏の師匠である大友克洋は、マンガのセンスは抜群なのに、アニメのセンスはお世辞にも良いとは言えず、弟子である今敏にさえ及びません。 それとは対照的に押井守や宮崎駿は、マンガのセンスはひどいのにアニメのセンスは抜群です。 こういったことを考えると、マンガとアニメは似て非なるセンスが必要だということがよくわかります。